こんな場面を想定しています
自治体の分別が3種類以上あるので、ゴミ箱を並べたい。ところがキッチンの空き幅は決まっていて、2つ並べると入らない、3つ目はどうやっても置けない。商品名はどれも「45L」だが、外寸は幅26.5cmから34.1cmまでばらついている。しかもカウンター下に置くと、フタを開けたときに天板に当たりそうで踏み切れない——このページはそういう状況を想定しています。
この記事が不要かもしれない人
読む時間を無駄にしないために、先に「向いていない人」を挙げておきます。
- 分別が2種類以下で足りる人。1つで済むなら幅の制約は緩く、好みのデザインで選んで問題ありません。
- シンク下の扉裏に掛けるタイプや、吊り下げ袋で足りる排出量の人。世帯人数が少なければ45Lは大きすぎます。
- 屋外に大型のダストボックスを置ける戸建ての人。屋内は一時置きで足りるので、45Lを複数並べる必要がありません。
比較する基準
1.「45L」が何を指しているかが製品ごとに違う
今回の4製品はすべて45Lを名乗っていますが、意味は3通りに分かれます。(a)本体容量が45L、(b)本体容量が約47Lで、適応するポリ袋が45L(650×800mm)、(c)45Lのゴミ袋に対応するが本体容量は42L。つまり同じ「45L」でも、実際に入る量は42Lから47Lまで5Lの幅があります。さらに、袋の寸法まで公表しているのは1製品だけで、残りは「容量45L」としか書いていません。袋がぴったり掛かるかどうかは容量ではなく袋の寸法と本体の口の形で決まるので、袋の余りや足りなさが気になる人は、袋サイズの記載がある製品を選ぶほうが確実です。
2. 外寸と、フタを開けるのに必要なクリアランス
並べられるかどうかは幅で決まります。今回は幅26.5cm・27cm・28.3cm・34.1cmで、最も細い製品と太い製品では7.6cmの差があります。3つ並べれば22.8cmの差になり、これは1台分の幅に相当します。もうひとつ見落としやすいのが上方向です。一般的な跳ね上げ式のフタは、開くと本体の高さ以上のスペースを要します。今回1製品だけが左右に開く観音開きで、開いたときの高さが抑えられるためカウンター下でも全開できると明記しています。カウンター下や吊り戸棚の下に入れる予定なら、外寸の高さではなく「フタを開けた状態の高さ」を確認してください。この数値を公表していない製品のほうが多いのが実情です。
3. 分別を増やす前提での連結性と移動
分別は増えることはあっても減りません。今回の4製品のうち1つは横に連結できる構造で、後から同じ製品を足して並べたときに隙間なく揃います。もう1つは後輪キャスター付きで、袋の交換時に引き出せます。逆に、連結もキャスターもない製品は、壁際に押し込むと奥のゴミ箱の袋交換のたびに手前を動かすことになります。設置場所が壁とカウンターに挟まれた奥行のある空間なら、この点は毎日効いてきます。