こんな場面を想定しています
ベッド下のデッドスペースに、季節外れの衣類や薄手の布団をしまいたい。でも床から桟(さん)までの高さが十数cmしかなく、奥行きも中途半端で、店頭やネットで見たケースが本当に入るのか確信が持てない——このページはそういう場面を想定しています。ここで扱うのは高さ12〜18cm前後の「薄型・ベッド下用」に絞った4製品です。
この記事が不要かもしれない人
読む時間を無駄にしないために、先に「向いていない人」を挙げておきます。
- ベッド下に30cm以上の高さがあり、引き出し式チェストや通常の衣装ケースをそのまま置ける人。その場合は容量の大きい普通のケースのほうが使い勝手が良く、薄型を選ぶ必要はありません。
- 収納したいものが小物中心の人。薄型ケースは容量が限られるので、小物なら仕切りケースや不織布の引き出しのほうが取り回しが楽です。
- ベッドが脚付きではなく床にぴったり接する構造(収納付きベッド、すのこを床置きなど)の人。そもそもケースを差し込む隙間がありません。
比較する基準
1. 本体の高さ(入るかどうかの一次判定)
まず床からベッドの桟(または幕板)の下端までの有効高さを実測します。そこにケース本体の高さだけでなく、出し入れするための余裕(数cm)を足した寸法が収まる必要があります。キャスター付きはキャスターの分(2〜3cm)も加算してください。今回の4製品は本体高さで約12〜18cm。1cmの差で入る・入らないが決まるので、カタログの数字は必ずmm単位で確認します。
2. 内寸(幅・奥行き)
「何が入るか」を決めるのは外寸ではなく内寸です。プラスチックケースは壁とフチに厚みがあり、外寸から内寸へ数cm削られます。たとえば今回のサンカ製は外寸幅40cmに対して内寸幅31cm、外寸奥行75cmに対して内寸64.5cm。ところが内寸を公表している製品は少なく、天馬の2製品とアストロの不織布ケースは内寸が不明です。畳んだセーターや圧縮した布団が入るかは、内寸が分からないと判断できません。
3. 蓋の密閉性
ベッド下は掃除機やモップが届きにくく、綿ぼこりが溜まります。蓋の構造は大きく4通り:(a)四方をロックする被せ蓋=ほこりに強い、(b)分割式の蓋+ロック=合わせ目があり中程度、(c)引き出し式で蓋なし=前面と本体の隙間からほこりが入る、(d)不織布の被せ蓋=ある程度は防ぐが密閉ではなく通気寄り。ただし密閉性が高いほど内部に湿気がこもりやすく、カビとはトレードオフの関係にあります。