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デスクまわり最終更新 2026-09-01

モニター台、4製品を天板の外寸・脚下の有効高さ・耐荷重で比較

4製品を比較

この記事は広告を含みます記事内のAmazonへのリンクはAmazonアソシエイト・プログラムによるものです。当サイトは紹介料を得ることがありますが、製品の評価内容に影響はありません。

こんな場面を想定しています

在宅勤務で家の机が仕事場になった。奥行60cmほどの机にモニターを直接置くと画面が近く、見上げる姿勢にもならない。モニター台を置いて画面を上げ、ついでに台の下にキーボードを滑り込ませたい。ところが商品ページに載っているのは台の全高だけで、脚と天板のあいだに何cmの隙間があるのかが書かれていない。手持ちのキーボードが入るかどうかが、買う前に確認できない——このページはそういう状況を想定しています。

この記事が不要かもしれない人

読む時間を無駄にしないために、先に「向いていない人」を挙げておきます。

  • モニターアームを使っている、または導入を検討している人。アームは机の天板を一切占有せずに高さも角度も変えられるので、台とは目的が重なります。どちらか一方で足ります。
  • ノートPC単体で作業していて、外部モニターを使っていない人。ノートPC用のスタンドは奥行も高さも別の製品カテゴリになります。
  • 昇降デスクを使っている人。天板ごと高さを変えられるので、画面を上げる目的では台は不要です。

比較する基準

1. 天板の外寸と、机に残る作業スペース

モニター台は机の奥側に置きますが、奥行のぶんだけ手前の作業スペースが確実に減ります。奥行25cmの台を奥行60cmの机に置けば、台の手前に残るのは35cmです。ここにキーボードを置くとマウスを動かす余地はほとんど残りません。だからこそ台の下にキーボードを収める発想が出てくるわけですが、それが成立するかは次の項目次第です。幅については、机の幅に収まればよいというだけでなく、モニターのスタンド脚が天板に載るかも見てください。今回の4製品は幅43.6cm〜63cmと幅があり、最も狭い製品は3段階に折りたためる可変式です。

2. 脚下の有効高さ——4製品とも公表していない

この記事で最も伝えたい点です。「台の下にキーボードを収納できる」と各社が説明しているにもかかわらず、今回の4製品はいずれも脚と天板のあいだの有効高さを数値で公表していません。公表されているのは台全体の高さ(8.6cm、5cm、8.3cm、不明)だけで、そこから天板の厚みを引いた値が実際の隙間になりますが、天板の厚みも書かれていません。参考までに、一般的な薄型キーボードは高さ2〜3cm前後、メカニカルキーボードは4cm前後あります。全高5cmの製品なら、天板の厚みを引いた時点で薄型キーボードでも余裕がないと考えるのが妥当です。当サイトでは外寸から有効高さを推測して仕様に載せることはしません。購入前に手持ちのキーボードの高さを測り、外寸に対して余裕のある製品を選ぶか、メーカーに問い合わせてください。

3. 耐荷重

27インチクラスの液晶モニターは5〜8kg、一体型PCならさらに重くなります。今回の4製品のうち耐荷重を公表しているのは2製品(いずれも10kg)だけで、残る2製品は記載がありません。うち1製品は素材がポリカーボネート(樹脂)で、金属や木製の製品と同じ感覚で重いモニターを載せてよいかは判断できません。モニターは倒れれば壊れるものなので、耐荷重の記載がない製品に重量のある機種を載せるのは避けたほうが無難です。

比較表

横にスクロールできます。すべての製品について、良い点と悪い点の両方を書いています。

項目アイリスオーヤマデスクがスッキリするモニター台 MNS-590サンワサプライ木製机上ラック MR-LC312BKサンワサプライ机上ラック 3段階横幅可変タイプ MR-LC804BKサンワサプライ机上ラック USBハブ4ポート・引き出し付き MR-LC805BK
価格の目安約1,700円約2,500円約4,800円約5,000円
天板の外寸(幅×奥行)約59 × 25cmW600 × D240mm(仕様欄の商品寸法は63 × 26cm)43.6 × 20.6cm(最も縮めた状態)W590 × D240mm
全高約8.6cm5cm(仕様欄の商品寸法より)8.3cm不明(商品ページに記載なし)
脚下の有効高さ不明(商品ページに記載なし)不明(商品ページに記載なし)不明(商品ページに記載なし)不明(商品ページに記載なし)
高さ調節なしなしなし(横幅が3段階可変)2段階(付属スペーサーによる。各段の高さは非公表)
耐荷重不明(商品ページに記載なし)10kg10kg不明(商品ページに記載なし)
本体重量約1.88kg2.55kg1.3kg不明(商品ページに記載なし)
材質ポリカーボネート(PC)木製(詳細な樹種の記載なし)。原産国 中国不明(商品ページに記載なし)不明(フレーム底面はゴム素材との記載のみ)
組立必要不要不要必要
良い点
  • 約1,664円と今回で最も安く、2番目に安い製品の3分の2程度。
  • 全高8.6cmと今回で最も高く、脚下の隙間も相対的に大きいと考えられる。キーボードを入れる用途では有利な方向。
  • ほこりが溜まりにくいフラット設計と説明されており、天板に段差や溝がない。
  • 耐荷重10kgが明記されている。27インチクラス(5〜8kg)を載せても余裕がある。
  • 組立不要で、シール式の滑り止めクッション材が付属する。机を傷めずに置ける。
  • 奥行240mmのスリムタイプと明記されており、手前の作業スペースを削る量が抑えられる。約2,473円と安い。
  • 左右のフレームを折りたたんで横幅を3段階に変えられる、今回で唯一の可変式。机の幅やモニターのサイズに合わせられる。
  • 本体1.3kgと今回で最も軽く、組立不要。耐荷重10kgも明記されている。
  • 小物収納の引き出し(内寸W155×D109×H15mm)とスマートフォンスタンド(厚さ6mmまで)が付く。引き出しの内寸まで公表しているのは今回で唯一。
  • 付属のスペーサーで高さを2段階に変えられる、今回で唯一の高さ可変モデル。設置後に目線が合わなくても調整できる。
  • 前面にUSBハブ4ポートが付き、A4サイズ対応の引き出しも備える。今回で最も機能が多い。
  • フレーム底面がゴム素材で、滑り止めと傷防止を兼ねる。保証は6か月と今回で唯一の期間保証。
悪い点・注意
  • 耐荷重の記載がない。素材がポリカーボネート(樹脂)なので、重いモニターを載せてよいかを判断する材料がまったくない。今回の4製品で最も情報が少ない。
  • 脚下の有効高さも非公表。全高8.6cmは今回で最も高いが、天板の厚みが分からないため、実際に何cmの隙間になるかは確定できない。
  • 高さ調節の機能がない。目線に合わせて微調整することはできない。
  • 全高5cmと今回で最も低い。天板の厚みを引いた脚下の隙間は数cmしかないと考えられ、キーボードを収納する用途には最も向かない。商品説明では「キーボードを使わない時は机上ラック下の空間に収納できる」としているが、入る高さの数値は示されていない。
  • 商品名の「W600」と仕様欄の「63cm」で幅の表記が食い違う。240mmと26cmという奥行の表記も同様で、どちらが外寸でどちらが梱包寸法かが読み取れない。
  • 高さ調節がなく、本体2.55kgと今回で最も重い。
  • 奥行20.6cmと今回で最も浅く、幅も43.6cmと最小。大型モニターのスタンド脚が載り切らない可能性がある。可変なのは幅だけで、奥行は変わらない。
  • 肝心の脚下の有効高さは非公表。引き出しの内寸は15mm単位で公表しているのに、キーボードを入れる高さは書かれていない。
  • 材質の記載がない。約4,790円と今回で2番目に高く、最安のアイリスオーヤマの約2.9倍。
  • 全高・耐荷重・本体重量のいずれも公表されていない。今回の4製品で最も数値情報が少なく、モニターを載せてよい重さも、下に何が入るかも分からない。
  • 高さ2段階と謳っているが、その2段階が何cmと何cmなのかが書かれていない。調整幅が事前に見積もれない。
  • 約5,000円と今回で最も高い。機能は多いが、寸法情報の乏しさは価格に見合っていない。
購入

各製品の補足

裏取りできた情報のみ記載しています。確認できなかった項目は「不明」「要確認」と明記しています。

アイリスオーヤマ

デスクがスッキリするモニター台 MNS-590型番: MNS-590

約1,700円

天板の外寸(幅×奥行)
約59 × 25cm
全高
約8.6cm
脚下の有効高さ
不明(商品ページに記載なし)
高さ調節
なし
耐荷重
不明(商品ページに記載なし)
本体重量
約1.88kg
材質
ポリカーボネート(PC)
組立
必要

商品ページの箇条書きは「組み立てる必要がある」の1項目だけで、仕様は商品名と仕様欄からしか読み取れません。今回の4製品で唯一、耐荷重も材質以外の構造情報もほぼ公表されていない製品です。安さは魅力ですが、載せるモニターが重い場合は他製品を検討したほうが確実です。型番はMNS-590、Amazonの仕様欄の「メーカー型番」はH288163Fと別の値になっています。

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サンワサプライ

木製机上ラック MR-LC312BK型番: MR-LC312BK

約2,500円

天板の外寸(幅×奥行)
W600 × D240mm(仕様欄の商品寸法は63 × 26cm)
全高
5cm(仕様欄の商品寸法より)
脚下の有効高さ
不明(商品ページに記載なし)
高さ調節
なし
耐荷重
10kg
本体重量
2.55kg
材質
木製(詳細な樹種の記載なし)。原産国 中国
組立
不要

木製とされていますが、樹種や表面加工の記載はありません。原産国は中国。幅と奥行の表記が商品名と仕様欄で1〜3cm食い違っており、机の幅にぎりぎりで収めたい場合は注意が必要です。全高5cmという値は、モニターの目線を上げる目的には十分でも、下に物を入れる目的には足りない可能性が高い数値です。

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サンワサプライ

机上ラック 3段階横幅可変タイプ MR-LC804BK型番: MR-LC804BK

約4,800円

天板の外寸(幅×奥行)
43.6 × 20.6cm(最も縮めた状態)
全高
8.3cm
脚下の有効高さ
不明(商品ページに記載なし)
高さ調節
なし(横幅が3段階可変)
耐荷重
10kg
本体重量
1.3kg
材質
不明(商品ページに記載なし)
組立
不要

商品仕様欄の寸法「43.6 × 20.6 × 8.3cm」は、横幅を最も縮めた状態と読めますが、3段階それぞれの幅は公表されていません。引き出しの内寸を1mm単位で示している一方で、台の下の高さを書いていない点は、このカテゴリ全体の傾向を象徴しています。保証は初期不良のみ。

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サンワサプライ

机上ラック USBハブ4ポート・引き出し付き MR-LC805BK型番: MR-LC805BK

約5,000円

天板の外寸(幅×奥行)
W590 × D240mm
全高
不明(商品ページに記載なし)
脚下の有効高さ
不明(商品ページに記載なし)
高さ調節
2段階(付属スペーサーによる。各段の高さは非公表)
耐荷重
不明(商品ページに記載なし)
本体重量
不明(商品ページに記載なし)
材質
不明(フレーム底面はゴム素材との記載のみ)
組立
必要

USBハブ4ポートを備えるため、PCとの接続にUSBケーブルが必要になります(規格や給電の要否は商品ページに記載がなく不明)。高さ調整はスペーサーの着脱によるもので、無段階ではありません。この製品を検討する場合は、W590×D240mmという天板寸法以外はほぼ「不明」として扱い、実物の情報をメーカーに確認したうえで判断してください。

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価格について

掲載価格は2026年9月1日時点でAmazonの商品ページに表示されていた金額の目安です。約1,700円から約5,000円まで3倍の開きがありますが、価格が高い製品ほど寸法情報が充実しているわけではありません。今回は最も安いアイリスオーヤマと最も高いサンワサプライMR-LC805BKが、どちらも耐荷重を公表していないという結果でした。高い製品の価格差はUSBハブや引き出しといった付加機能によるもので、台としての基本性能(どれだけ載せられ、下に何が入るか)の差ではない点に注意してください。最終的な金額はリンク先で確認してください。

次に気になること

今回はっきりしたのは、モニター台というカテゴリ全体が「下に何が入るか」を数値で示していないという事実です。これは当サイトが電子レンジ上のラックを比較したときとまったく同じ構造で、あちらもレンジをまたぐ脚の内寸が公表されていませんでした。家電や機器の上下に別のものを差し込む道具は、外寸は書かれても有効高さは書かれない——この傾向は家の中のどの部屋でも共通しているようです。レンジ上ラックの記事もあわせて読むと、商品ページのどこを疑って読めばよいかが掴めるはずです。今後は、台ではなくモニターアームを使う場合の机の天板の厚み・奥行の条件、デスク下の配線をまとめる方法についても扱う予定です。